カート
ユーザー
絞り込む
カテゴリー
グループ
コンテンツ
  • ホーム
  • 抽出温度による味わいの違い-2(中煎り)

マンデリンに続いて、中煎りのコスタリカの抽出温度による味わいの違いを検証しました。



中煎りの焙煎度合いは、果実感とコーヒーのコクを感じる味わいをもたらします

(ただし、焙煎度合いの表現は店舗によって異なることがあります)。



現在では、コーヒーの味わいは国や地域だけでなく、品種や豆の処理方法も重要な要素とされています。


一般的な品種や比較的オーソドックスな処理方法では、


中米のコーヒーは甘い香りとすっきりとした果実感や酸味が特徴となることが多いです。


コスタリカ・エル・ジャノもすっきりとした口当たりと果実味のある甘酸っぱさが特徴のコーヒーです。






今回、95℃、85℃、75℃の3つの温度で比較しました。


まず、中間の85℃では豆の膨らみが良く、優しい甘いハチミツの香りと


果実感のある味わいが楽しめました。抽出も順調に進みました。





一方、低い温度の75℃では粉の膨らみが弱かったです。


甘さは感じられましたが、香りに個性を感じることはありませんでした。





次に95℃では、高い湯温によりコーヒーの成分が多く抽出され、


香りや甘さも強く感じられました。少し強めの印象で、


穏やかさがもう少し欲しいという印象を受けました。蒸らしも早く膨らむ印象でした。





そこで90℃も検証しました。


95℃よりは少し柔らかさがありますが、甘さも感じられ、


95℃ではあまり感じなかったナッツの印象もありました。


液体の香りも甘酸っぱさがあり、4種類の中で最も穏やかでほっとできる香りです。


個人的には風味や口当たりのバランスも良いと思います。




好みは個人により異なりますが、私の場合、90℃の抽出が飲みやすく印象的でした。